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ポイ活より支出管理。100万円使って1万円還元、その前に見直したいこと

ポイントを増やすことより、払うお金を減らすことを先に考えたい。1%還元の仮定と、毎月の不要な支出を見直す例から、追いかけすぎないポイントとの付き合い方をまとめます。
100万円使って、1万円相当。その数字をどう見るか
ポイントが付くとうれしいですよね。ただ、私は「もっと貯めよう」とがんばるより、まず支出を管理する方を大切にしたいと思っています。ポイントを集めること自体が目的になると、何のための買い物なのか、少し見えにくくなるからです。
たとえば、還元率1%、1ポイント=1円相当、対象となる支出が100万円という仮定で考えてみます。
1万ポイント × 1円相当 = 1万円相当
すべての支出がこの条件で対象になるとした単純計算です。実際の付与単位、端数処理、上限、対象外の支払い、有効期限や交換先によって結果は変わります。全サービスが同じ条件という意味ではありません。
1万円相当は、もちろん無駄ではありません。でも、そのために100万円の支出が前提になると考えると、「ポイントをもっと増やす」ことに力を使いすぎなくてもいいのでは、と思います。必要な支出に付く還元と、ポイントのために増やす支出は分けて考えたいところです。
「何ポイント付くか」の前に「いくら払うか」
買うかどうかを決めるときは、最初に総支払額を見ます。本体の値段だけでなく、送料や会費など、その買い物のために必要なお金も含めて比べたいですね。
値引きされた商品と、ポイントが多く付く商品。どちらが自分に合うかは、還元率だけでは分かりません。ポイントの付く店で商品が割高なら、その差額も見ます。年会費などの共通費用は、一回の買い物の代金と分けつつ、年間の負担として確認すると整理しやすくなります。
「送料無料まであと少し」「あと一品で還元アップ」と表示されても、追加するものが必要かを一度考えます。使う予定のない商品を足すと、ポイントが増えても、手元から出ていくお金は増えてしまいます。
不要な支出を月1,000円減らすと、年12,000円
ポイントを増やす以外にも、家計を整える方法はあります。使っていないサービス、つい買い足すもの、持っているのに重ねて買うもの。まずは、今の暮らしで不要になっている支出がないかを見てみます。
次の表は、毎月同じ金額の不要な支出を12か月減らせた場合の単純計算の仮例です。筆者の実績でも、誰でも達成できる金額でもありません。手数料などが発生せず、そのまま支出を減らせたと仮定しています。
月1,000円を減らせれば年12,000円。先ほどの仮定の1万円相当の還元を上回ります。月3,000円なら年36,000円です。自分の支出に見直せる部分があれば、ポイントを追うより大きな効果につながることもあります。
ただし、必要な支出ばかりなら、同じように減らせるとは限りません。すべての人で節約効果がポイントを超えるわけではないので、無理に金額の目標を作らず、自分に不要なものから考えたいですね。
| 毎月減らす金額 | 一年で減る支出 |
|---|---|
| 1,000円 | 1,000円 × 12か月 = 12,000円 |
| 3,000円 | 3,000円 × 12か月 = 36,000円 |
支出管理は、細かい家計簿から始めなくてもいい
支出管理と聞くと、毎日のレシートを全部入力するイメージがあるかもしれません。でも、最初は一か月分の明細を見て、「何に払っているか」をつかむだけでもよいと思います。
- 口座やカード、現金などの支払いを、確認できる範囲で並べる。
- 必要な支出、楽しみのための支出、今は不要な支出に分けてみる。
- 不要なものを一つ選び、次の月に支払いが減ったか確認する。
楽しみまで全部削る必要はありません。自分が納得して使うお金と、よく分からないまま出ていくお金を分けられれば、それだけでも次の買い物を判断しやすくなります。返金や立替分があれば、実際の負担額と混ざらないようにしておきます。
ポイントに使う時間と手間も、少し軽くする
キャンペーンの確認、エントリー、期限の管理。ひとつずつは小さな手間でも、増えると気になることが多くなります。面倒に感じるなら、全部を拾おうとしなくていいと思います。
ポイントのためだけに遠い店へ行く、買う時期を急ぐ、条件を満たすために買い足す。そんなときは「この手間がなくても買うかな」と考えてみます。時間を無理に金額へ換算しなくても、自分が負担に感じるかどうかで判断して構いません。
還元の取りこぼしより、不要な買い物をしないこと。その順番を決めておくと、細かい条件を追う気持ちも少し落ち着くのではないでしょうか。
必要な買い物で自然に貯まる分は、無理なく使う
ポイントを一切使わない、という話ではありません。もともと必要な買い物で、余計な費用や手間をかけずに自然に付く分は、使える範囲で活用すればよいと思います。期限や使い道も、普段の生活で確認できる程度にしておきたいですね。
私が優先したいのは、ポイント残高を増やすことより、支払いの全体を把握することです。「いくら戻るか」だけでなく「いくら出ていくか」を見る。ポイントはその後に付いてくるもの、と考えるくらいがちょうどよいと思っています。
次の買い物では、還元率を見る前に、必要なものか、総額はいくらかを確認する。まずはその一つからで十分です。
最後にチェック
- ポイントがなくても必要な買い物か考える
- 値引き、商品価格、送料、会費などを含めて払う額を見る
- 明細から今は不要な支出を一つ探す
- 自然に付くポイントは、手間を増やさず使う
数値例について
この記事の数値は条件を明記した仮例と単純計算です。特定サービスの還元条件や筆者の実績を示すものではありません。